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電動バイクのバッテリー寿命を延ばす3つの習慣|名古屋のEVメーカーが解説
2025.10.22
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更新日:2025年10月22日
執筆:株式会社ブレイズ


この記事で分かること

  • 電動バイクのバッテリー寿命の目安と充電回数
  • メーカー推奨のバッテリー長持ち習慣(3つのポイント)
  • バッテリー交換のタイミングと費用
  • ブレイズのサポート体制

読了時間:約6分


電動バイクのバッテリー、実際は何年使える?

電動バイクや電動キックボードのバッテリー寿命について、よく「3〜5年」と言われますが、使い方次第で大きく変わります

■一般的な寿命の目安





指標標準的な寿命
使用年数3~4年
充電回数700~900回
容量維持率新品時の70~80%

出典:電動自転車のバッテリーの寿命は何年?電動デリバリーバイクのバッテリーの種類、寿命とは

■リチウムイオンバッテリーの特徴

電動モビリティに使われているリチウムイオンバッテリーには、以下の特徴があります:

軽量・コンパクト車体設計の自由度が高い
高エネルギー密度小型でも長距離走行が可能
継ぎ足し充電OK残量を気にせず充電できる
メモリー効果なしニッケル水素電池のような容量制限がない

出典:電動バイク・電動キックボードにはどんなバッテリーが使われているの?


バッテリー劣化の主な原因

国立研究開発法人 科学技術振興機構の調査報告書によると、リチウムイオン電池の劣化には以下の要因が影響します:

  1. 満充電状態での保管(SOC100%では極端に劣化が速い)
  2. 高温環境での使用・保管
  3. 完全放電の繰り返し

出典:リチウムイオン電池の劣化挙動調査(PDF)リチウムイオンバッテリーは何をすると劣化するのか

科学的なデータに基づいて、これらの劣化要因を避ける3つの習慣をご紹介します。


バッテリー寿命を延ばす3つの習慣

習慣1:充電は20%〜80%のゾーンで運用する

科学的根拠:満充電(100%)と空(0〜10%)の状態で最も劣化が進みます。

科学技術振興機構の報告書では、40℃で800日間保管した場合、100%充電状態では容量が85%まで低下したのに対し、50%充電状態では90%以上を維持したというデータが示されています。

出典:リチウムイオン電池の劣化挙動調査(PDF)


■日常使用の場合

おすすめの充電方法

  • ✅ 残量20%になったら充電開始
  • ✅ 80%まで充電したら充電器を外す
  • ✅ 継ぎ足し充電を活用する

避けるべき充電習慣

  • ❌ 毎日100%まで充電して翌朝まで放置
  • ❌ 残量0%になってから充電
  • ❌ 充電したまま長時間放置

■長期保管の場合(1ヶ月以上使わない)

1.正しい保管方法

  1. 残量を50〜60%に調整
  2. バッテリーを取り外して屋内保管
  3. 3ヶ月に1度は状態をチェック

2.過放電に注意


習慣2:高温・低温環境を避ける

1.最適保管温度:15〜25℃

リチウムイオン電池の最高許容周囲温度は**45℃**と規定されています。高温条件では電池は著しい性能劣化を引き起こし、一般的に「500回」といわれる充電サイクル回数に至る前に寿命となる事例も多いです。

出典:リチウムイオン電池の紹介

2.高温環境(30℃以上)のリスク

避けるべき環境

  • ❌ 真夏の車内(最高60℃以上に達する)
  • ❌ 直射日光が当たる駐輪場
  • ❌ エアコンのない締め切った室内

■推奨する保管場所

  • ✅ 室内の日陰
  • ✅ 温度変化の少ない場所
  • ✅ 風通しの良い場所

3.冬場(5℃以下)の注意点

リチウムイオン電池は、温度が低くなると化学反応が遅くなり、生成される電流が少なくなります。これは故障ではなく、バッテリーの特性です。

出典:リチウム電池の温度は安全性と経年劣化に影響します

4.冬場の対処法

  • 航続距離が20〜30%短くなるのは正常
  • 充電前に室温に戻す(急激な温度変化を避ける)
  • 走行直後の充電は避ける


バッテリー交換が必要になるサイン

以下の症状が出たら交換を検討してください:

1. 航続距離が半分以下になった

  • 例:新品時30km → 現在15km以下

2. 充電時間の異常

  • 通常6時間 → 2時間で満充電(容量低下)
  • 通常6時間 → 12時間以上かかる(内部抵抗増加)

3. 充電器を接続しても反応しない

  • 深放電状態の可能性

出典:リチウムイオン電池の寿命とはどのぐらい?


ブレイズのバッテリーサポート体制

■バッテリー保証

  • 保証内容:正常使用での不具合を無償交換
  • 保証期間:購入日から1年間

■バッテリー交換費用の目安(税込)

製品カテゴリーバッテリー容量交換費用目安
電動バイク(スマートEV 特定原付モデル)48V/8.7Ah52,800円
電動アシスト自転車(スタイル e-バイク)40V/13Ah52,800円
屋根付き電動3輪スクーター(EVデリバリー)64V/60Ah184,800円




■修理・点検サービス

全国のブレイズ正規販売店で対応可能です。※一部対応できない店舗もあります。

■バッテリーのリサイクル

使用済みバッテリーは、ご購入いただいたブレイズ製品を有償回収いたします。交換時にお申し付けください。


まとめ:バッテリーを長持ちさせる3つのポイント

  1. 充電は20〜80%のゾーンで運用 → 劣化速度を大幅に抑制
  2. 保管温度は15〜25℃を維持 → 高温放置は厳禁
  3. 長期保管時は50%充電で保管 → 過放電による再起不能を回避

これらの習慣を実践すれば、バッテリーを長く快適に使用できます。

ブレイズのEV商品は、全10商品ある為、商品によって仕様が異なります。詳しくはお問合せください。
→詳しくはブレイズまで。


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1. スマートEV 特定原付モデル(電動バイク/免許なし)

  • 5秒で折りたたみ可能
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ポータルサイト:ホーム – BLAZE PORTAL SITE(ブレイズ ポータルサイト)
HP:https://blaze-inc.co.jp/

参考文献・出典

  1. リチウムイオン電池の劣化挙動調査 – 国立研究開発法人 科学技術振興機構
  2. リチウムイオンバッテリーは何をすると劣化するのか – VOLTECHNO
  3. 電動自転車のバッテリーの寿命は何年? – wimo株式会社
  4. リチウムイオン電池の紹介 – 株式会社グッドグッズ
  5. 電動デリバリーバイクのバッテリーの種類、寿命とは – イー宅配

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