- EV購入前に知っておくべき3つのポイント|失敗しない電動バイク・キックボード選び完全ガイド
- 2025.07.31
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「電動バイクや電動キックボードを買いたいけど、何を基準に選べば良いか分からない…」
そんな悩みを抱えている方に朗報です。EV(電動モビリティ)購入前に押さえるべきポイントは、実はたった3つだけなんです。
この記事では、EV販売のプロが実際のお客様からよく聞かれる疑問をもとに、購入前に絶対知っておくべき重要なポイントを分かりやすく解説します。読み終える頃には、あなたに最適なEVが明確に見えてくるはずです。
まず結論:EV購入前のチェックポイント3つ
1.使用目的の明確化 – 日常移動・レジャー・業務のどれか
2.充電・保管・メンテナンス環境の確認 – 自宅の環境に合うか
3.特定原付の法的ルールの理解 – 免許・ヘルメット・走行場所の規則
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 購入前に”使う目的”を明確にする
なぜ目的の明確化が重要なのか?
答え:用途によって最適なEVの種類が全く異なるからです。
小型電動モビリティには大きく分けて「特定小型原動機付自転車(特定原付)」と「一般原付」の2種類があり、それぞれ法的な扱いや性能が大きく異なります。
用途別おすすめポイント
<日常移動(通勤・通学・買い物)の場合>
最重要ポイント:走行距離と充電頻度
・5km以内の移動:特定原付モデルで十分(最高速度20km/h)
・5-15km程度の移動:一般原付モデルを推奨(最高速度30km/h)
・毎日使用:バッテリー容量と充電時間を重視

<レジャー利用の場合>
最重要ポイント:折りたたみ性能と持ち運びやすさ
・キャンプ・釣り:車のトランクに積める折りたたみ式がベスト
・観光地での移動:軽量で取り回しの良いキックボードタイプ
・アウトドア:防水性能とバッテリーの取り外し可能性をチェック
<業務利用(配達・営業など)の場合>
最重要ポイント:耐久性と実用性
・配達業務:荷物を積める設計のモデル
・長時間使用:バッテリー交換可能なタイプ
・雨天対応:防水性能の高いモデル
免許とヘルメットの法的ルール一覧表
車種分類 | 免許 | ヘルメット | 最高速度 | 年齢制限 |
---|---|---|---|---|
特定小型原付 | 不要 | 努力義務 | 20km/h | 16歳以上 |
一般原付(原付一種) | 原付免許必要 | 着用義務 | 30km/h | 16歳以上 |
重要: 2023年7月の法改正により、特定小型原動機付自転車は16歳以上であれば免許不要で運転できるようになりました。ただし、交通ルールの理解は必須です。
2. 充電・保管・メンテナンスはどうする?
充電について:家庭用コンセントで完結
Q: 特別な充電設備は必要? A: 不要です。一般的な100Vコンセントで充電できます。
●充電の基本データ
・充電時間:約3-4時間で満充電
・電気代:1回の充電で約20-50円程度
・充電頻度:毎日使用でも2-3日に1回程度

保管について:室内保管が基本
最大のメリット:盗難リスクゼロ
室内保管の利点
・盗難防止:屋外駐輪場での盗難リスクを完全回避
・バッテリー保護:温度変化からバッテリーを守る
・雨濡れ防止:サビや故障のリスクを軽減
省スペース保管の工夫
・折りたたみ機能:使用時の約1/3サイズに
・バッテリー取り外し:本体とバッテリーを分けて保管

メンテナンスについて:シンプルな日常管理
定期チェック項目(月1回程度)
1.タイヤの空気圧
・適正圧力
・空気圧不足は走行距離の低下と故障の原因に
2.バッテリー残量とコネクタ
・端子の汚れを乾拭きで清掃
・異常な発熱や膨張がないかチェック
3.ブレーキの効き具合
・レバーの遊びが適切か確認
・ブレーキパッドの摩耗状況
3. 特定原付の”できること/できないこと”
特定小型原動機付自転車とは?
2023年7月の法改正で新設された車両区分で、「免許不要で乗れる電動キックボード・小型電動モビリティ」のことです。
できること(特定原付の特長)
✅ 免許関連
・16歳以上なら免許不要
・自賠責保険の加入義務(6,650円/年~)
・ナンバープレートの取得必要(市区町村で手続き)
✅ 装備関連
・ヘルメット着用は努力義務(推奨はするが義務ではない)
・ウインカーは必要(方向指示器)
✅ 走行関連
・車道走行が基本
・自転車道の走行可能
・特定条件下で歩道走行も可能

できないこと(特定原付の制限)
❌ 速度制限
・最高速度20km/h(これを超える速度は出せない設計)
・歩道走行時は6km/h以下
❌ 走行場所の制限
・高速道路・自動車専用道路は走行禁止
・橋梁・トンネルなど一部区間で制限あり
❌ 交通ルール
・二段階右折が必要(交差点での右折方法)
・並走禁止(2台以上での並んだ走行は不可)
■歩道走行する場合の注意点
特定原付は条件付きで歩道走行が可能ですが、以下の条件を満たす必要があります:
1.速度を6km/h以下に制限(歩行者モード)
2.歩行者優先(歩行者がいる場合は一時停止)
3.車道寄りを走行
4.狭い歩道では降りて押し歩き
まとめ:あなたにピッタリのEVを見つけよう
ここまで読んでいただいた方は、EV購入に必要な知識がすべて身についています。
■購入判断のフローチャート
1.免許を持っていない・16歳以上 → 特定原付モデルを検討
2.免許あり・より速い移動が必要 → 一般原付モデルを検討
3.レジャー用途・持ち運び重視 → 折りたたみ式キックボードを検討
4.日常通勤・実用性重視 → スマートEVシリーズを検討
■BLAZEおすすめの電動モビリティ
<特定原付モデル(16歳以上・免許不要)>
●スマートEV 特定原付モデル・
・免許不要で本格的なバイク体験
・折りたたみ可能で室内保管OK
・最大走行距離:約30km
●キックボードEV(ベーシックモデル/ライトモデル)
・超軽量で持ち運び簡単
・車のトランクにも楽々収納
・レジャーにも最適
<一般原付モデル(免許必要)>
●スマートEV
・最高速度30km/h
・中距離通勤にも対応
・本格的なバイク性能
●EVスクーター
・クラシックなスクータースタイル
・収納スペース豊富
・安定した走行性能
最後に:安全で楽しいEVライフを
電動モビリティは、環境に優しく、経済的で、そして何より移動が楽しくなる素晴らしい乗り物です。
ただし、どんなに優れた乗り物でも、交通ルールを守り、安全運転を心がけることが最も重要です。
特に特定原付は免許不要とはいえ、車道を走行する車両です。交通ルールの理解と、周囲への配慮を忘れずに、素敵なEVライフをお楽しみください。
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